戸田恵梨香さんといえば、数々のドラマや映画で活躍する実力派女優として知られています。
そんな彼女の強さの源泉となっているのが、実は父親の存在なのです。
今回は、戸田恵梨香さんの父親について、その人物像や娘への影響、そして感動的なエピソードをご紹介します。
戸田恵梨香さんの芯の強さや礼儀正しさの裏には、父親の存在が大きく関わっていたのです。
戸田恵梨香の父親は少林寺拳法の達人!

戸田恵梨香さんの父親である戸田順壱(とだ じゅんいち)さんは、一見すると普通のサラリーマンですが、実は驚くべき経歴の持ち主なのです。
戸田順壱さんの基本プロフィールをご紹介します。
- 職業:大手保険会社勤務(サラリーマン)
- 武道:少林寺拳法四段
- 役職:少林寺拳法の師範(道場経営)
戸田さんの父親は、会社勤めをしながら少林寺拳法の道を極め、四段まで昇格した武道家なのです。
「少林寺拳法神戸六甲道院」の宮原照雄道院長によると、25年間指導してきた中で四段まで到達したのは十数人だけという非常に優秀な武道家だったそうです。
「ものすごく紳士的で、そして強かった。恵梨香さんも小学生になる前までは通っていて、厳しい練習についてくる娘に、お父さんも真剣に指導していました」と宮原道院長は語っています。
戸田恵梨香の父親が娘に与えた影響とは

戸田順壱さんは、少林寺拳法の達人であるだけでなく、娘の教育にも非常に熱心だったようです。
戸田恵梨香さんへの教育方針は以下のようなものでした。
- 門限:18時30分という厳しい規則
- 教育理念:少林寺拳法の「拳禅一如」(体だけでなく心も鍛える)の教えを伝授
- 目的:精神的に強い人間に育てること
この厳格な教育方針は、戸田恵梨香さんの人格形成に大きな影響を与えました。
戸田恵梨香さんの強い精神力、礼儀正しさ、家族を大切にする気持ちは、すべて父親から受け継いだものだと言えるでしょう。
さらに、戸田さん自身も少林寺拳法初段の腕前を持っており、父親は人生の師としての役割も果たしていたのです。
戸田恵梨香と父親の感動エピソード

戸田恵梨香さんと父親の関係を物語る、最も感動的なエピソードが1995年の阪神・淡路大震災の時のことです。
当時6歳だった戸田さんは、こう証言しています:
「私が寝ている左に母がいて、まだ生まれて間もない生後数ヵ月の妹がいて。大地震が起きてハッと気づいたときに、父が3人の上に覆いかぶさって、父の上にタンスが倒れていったんですよ」
この体験が戸田さんの芯の強さの原点となっており、「父が体を張って家族を守った姿を見て、私も家族を守っていかなきゃと知らないうちに芽生えていた」と語っています。
また、戸田さんの芸能活動に対しても、父親は積極的にサポートしていました。
- 小学生の頃から芸能活動を母親以上に積極的にサポート
- 学校行事に参加できない時は、同級生も誘って家族キャンプを企画するなど配慮
- 15歳で進路に悩んだ際、「女優になる夢があるなら、それに向かって自信と勇気を持ってチャレンジしなさい」とアドバイス
まとめ
戸田恵梨香さんの父親、戸田順壱さんは、サラリーマンでありながら少林寺拳法の達人という、非常にユニークな経歴の持ち主でした。
厳格な教育方針と家族を守る強い意志は、戸田恵梨香さんの人格形成に大きな影響を与え、彼女の芯の強さや礼儀正しさの源となっています。
阪神・淡路大震災での家族を守る行動や、娘の夢を応援する姿勢など、戸田順壱さんは家族思いの素晴らしい父親であることがわかります。
戸田恵梨香さんの活躍の裏には、常に父親の存在があったのです。
これからも、父親から受け継いだ強さと優しさを持って、さらなる活躍が期待されるでしょう。
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